BybitのOCO注文・逆指値・指値の設定方法をわかりやすく解説【初心者でも即実践できる完全ガイド】

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「BybitでOCO注文ってどう使うの?」「逆指値と指値の違いがよくわからない…」
そんな疑問を持つ方のために、この記事では OCO・逆指値・指値の仕組み・設定方法・使い分け方 を、画像なしでもイメージできるよう丁寧に解説します。

この記事を読めば、Bybitで“自動で利確・損切りをコントロールできるプロ仕様の注文方法”を完全に使いこなせます。

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🧭 この記事で学べること

  • 指値・逆指値・OCOの仕組みと違い
  • スマホアプリ/PC版での設定手順
  • 利確・損切りを自動化する実践的な使い方
  • 初心者がよくやる設定ミスと回避策
  • 上級者がやっている使い分けテクニック

1. まず理解したい:Bybitの注文方式の全体像

Bybitでは、現物・デリバティブ取引を問わず、複数の注文タイプを使い分けることが可能です。
この記事で扱う「OCO」「逆指値」「指値」は、いずれも“希望価格で自動的に売買を行う”ための高度な機能です。

1-1 注文方式の分類表

分類名称概要
基本成行注文(Market)すぐに約定。現在の市場価格で売買。
基本指値注文(Limit)自分で指定した価格で取引。到達しなければ約定しない。
応用逆指値注文(Stop Order)ある価格に達したら自動で成行/指値注文を発動。損切りなどに使用。
応用OCO注文(One Cancels the Other)利確と損切りを同時に設定。どちらかが約定したらもう片方をキャンセル。

このうち、OCO・逆指値・指値 を使いこなすことが「自動的な利益確定」と「損失の限定」に直結します。


2. 指値注文とは?〜狙った価格で売買する基本の仕組み〜

2-1 指値注文の特徴

指値注文(Limit Order)は、
「この価格まで下がったら買いたい」「この価格まで上がったら売りたい」と指定する注文です。

  • 買い指値:現在価格より低い価格で買いを待つ
  • 売り指値:現在価格より高い価格で売りを待つ

例:
BTC価格が60,000USDT。
→ 59,000USDTで指値買いを出すと、価格が下がって59,000に到達した時に約定。

2-2 指値注文のメリット・デメリット

メリットデメリット
希望価格で買える/売れる価格が到達しなければ約定しない
スプレッドを抑えられる短期急変で逃すことも
資金管理がしやすい注文放置で相場が変わると意図しない約定になることも

2-3 Bybitでの指値設定手順

PCブラウザ版:

  1. 取引ペアを選択(例:BTC/USDT)
  2. 注文タイプ「指値」を選択
  3. 希望価格・数量を入力
  4. 「買い」または「売り」をクリック
  5. 注文履歴でステータスを確認

スマホアプリ版:

  1. 取引タブ → 通貨ペアを選択
  2. 「指値注文」をタップ
  3. 価格と数量を入力
  4. 「買い」「売り」を確定

💡ポイント
Bybitでは「有効期間(GTC/IOC/FOK)」を選べます。

  • GTC:取消するまで有効
  • IOC:即時約定できる部分のみ執行
  • FOK:全数量が即約定できない場合キャンセル

3. 逆指値注文(ストップ注文)とは?〜損切り・追撃エントリーの鍵〜

3-1 逆指値の基本的な考え方

逆指値(Stop Order)は、「トリガー価格に達したら自動で注文を発動する」仕組みです。
つまり、価格が動いたあとに“自動で反応”する注文タイプ

3-2 主な用途

  • 損切り設定:「価格が一定以下になったら成行で売る」
  • ブレイクアウトエントリー:「上抜けしたら自動で買いを入れる」

例:
BTCが60,000USDTで推移中。
「59,000USDT以下になったら成行売り」=損切り。
「61,000USDT以上になったら成行買い」=上抜けエントリー。

3-3 逆指値注文の構造

Bybitでは逆指値に「トリガー価格」と「注文価格」があります。

項目意味
トリガー価格条件発動の基準価格(この価格に達したら注文が作動)
注文価格実際に発注される価格(指値または成行を指定可能)

💡例:

  • トリガー価格 = 59,000
  • 注文価格 = 58,800(指値)
    価格が59,000に到達した時点で、58,800で指値売り注文が自動で発動します。

3-4 逆指値注文の設定手順

PC版

  1. 「条件付き注文」タブを選択
  2. トリガー価格を入力
  3. 注文タイプ(指値 or 成行)を選択
  4. 注文価格と数量を入力
  5. 「買い/売り」をクリックで完了

アプリ版

  1. 注文画面 → 「条件付き」を選択
  2. トリガー価格・注文価格を入力
  3. 指値/成行を選ぶ
  4. 数量入力 → 注文確定

💡チェックポイント

  • トリガー価格と注文価格を逆に設定すると発動しないことがあります。
  • ストップロスでは「トリガー価格 > 注文価格」など正しい方向を確認。
  • 指値ストップ注文では板に厚みがないと滑り(スリッページ)が発生することも。

4. OCO注文とは?〜利確と損切りを同時に出す便利機能〜

4-1 OCO(One Cancels the Other)の概要

OCO注文とは、「利確用注文」と「損切り用注文」を同時に出し、どちらかが約定したらもう一方を自動キャンセルする」注文方法です。

つまり、「利益確定と損切りをセットで管理」できる、トレーダー必須の注文タイプです。


4-2 OCO注文の構成

OCOには2つの価格設定があります。

設定項目内容
指値価格(Limit Price)利確する価格。上昇時に売却(または下降時に買い戻し)する価格。
ストップ価格(Stop Price)損切りを発動する価格。指定値に達するともう一方をキャンセルして成行(または指値)注文が実行。

4-3 OCO注文の実例

BTCを60,000USDTで保有中。

目的価格設定
利確したい価格(指値)62,000 USDT
損切りしたい価格(ストップ)59,000 USDT

結果:

  • BTCが62,000に到達 → 利確注文が約定 → 損切り注文はキャンセル
  • BTCが59,000に下落 → 損切り注文が発動 → 利確注文はキャンセル

このように、OCO注文を出しておけば、放置しても自動でどちらかが実行されるため、感情的な判断を排除できます。


4-4 OCO注文の設定手順(Bybitアプリ版)

  1. 通貨ペアを選択(例:BTC/USDT)
  2. 「条件付き注文」タブへ
  3. 「OCO注文」を選択
  4. 指値価格(利確価格)とストップ価格(損切りトリガー)を入力
  5. 数量を設定
  6. 「注文を確定」

※PC版でも同様に「条件付き」内からOCO選択が可能。


4-5 OCOを使うメリット

メリット解説
感情に左右されない利確・損切りを自動設定できるため心理的負担が減る
相場を見張る必要なし不在時でも自動で決済してくれる
トレードルールが安定毎回の取引に一貫性を持たせられる
戦略的にポジションを守れる急変時の損失を最小限にできる

5. OCO・逆指値・指値の使い分け方

5-1 トレード目的別の使い分け

目的おすすめ注文タイプ理由
エントリー(買い・売り)指値注文狙った価格で取引できる
突き抜け狙い(ブレイク)逆指値注文指定価格を超えた時点で自動発注
利確+損切り同時管理OCO注文自動的にどちらかが実行
損切り単独設定逆指値注文下落時の自動売却を実行
レンジ戦略指値+逆指値上下レンジを自動カバー

5-2 よくある勘違い

  • 「OCO=逆指値と同じ」ではない
     → OCOは「指値+逆指値」の組み合わせ。
  • 「逆指値は上抜け時の買いにも使える」
     → 損切りだけでなくブレイクアウトにも応用可能。
  • 「指値とOCOを同時に使うと重複約定することがある」
     → 同一数量で別注文を出す場合は、どちらかに統一を。

6. 初心者がやりがちなミスと回避策

失敗例原因回避策
トリガー価格と注文価格を逆に入力方向を混同「買い」はトリガー≦注文、「売り」はトリガー≥注文が原則
損切り設定を忘れるエントリー時に集中OCOまたは条件付き注文で事前設定
高レバレッジ×成行で即ロスカット損益幅が大きすぎレバレッジは低め+損切り必須
複数注文を出して混乱重複発注注文履歴で定期チェック・整理
板が薄くて滑る流動性不足成行より指値を優先・BTC/ETHなどメジャーペアを選択

7. 中級者が使う応用テクニック

7-1 「OCO+トレーリングストップ」で利益を伸ばす

OCOで損切り・利確を設定しつつ、
さらに「トレーリングストップ(Trailing Stop)」を併用すると、上昇トレンド時に利益を追随できます。

例:

  • エントリー価格:60,000
  • OCO利確:62,000/損切り:59,000
  • さらに上昇時にトレーリング0.5%設定
    → 上昇分に合わせて損切りラインが自動で上昇、利益確保。

7-2 「階段式OCO」戦略

1つのポジションに対して複数のOCOを設定し、段階的に利確ポイントを設ける戦略です。

  • ①62,000で1/3利確
  • ②63,000でさらに1/3
  • ③残りを64,000で最終利確
    → 一度に全て手放さず、利益を伸ばしながら安定運用。

7-3 「ブレイクアウト逆指値+OCO保険」

逆指値でブレイクエントリー → 同時にOCOで損切り&利確設定。
このセットを自動化することで、ブレイク→利確/損切りまで完全自動のトレードが可能になります。


8. 安全に活用するための5つの心得

  1. 常に損切りを入れることが最優先
  2. レバレッジを低く・証拠金に余裕を持つ
  3. 指値・逆指値の方向を必ず確認
  4. 流動性とスプレッドを意識する
  5. トリガー価格・数量・モード設定をメモしておく

9. よくある質問(FAQ)

OCO注文は現物でも使えますか?
はい、現物取引でも対応しています。ただし、デリバティブ取引のようなトリガー条件は簡略化されている場合があります。
損切りだけを自動設定したい場合は?
「条件付き注文」で逆指値を設定すればOKです。
トリガーが発動しても約定しないことがある?
板が薄い・指値価格が遠い場合は未約定となることがあります。その場合は「成行」を選ぶと確実。
OCOと条件付き注文を同時に使える?
同一ポジションでは基本どちらか一方。混在するとキャンセル順序が複雑になるため注意。

10. まとめ:OCO・逆指値・指値を使いこなせばトレードは“自動化”できる

注文タイプ目的特徴
指値注文狙った価格で取引シンプルで使いやすい
逆指値注文自動損切り・ブレイクエントリーリスク管理に最適
OCO注文利確と損切りを同時設定感情を排除し効率的

OCO・逆指値・指値を組み合わせることで、Bybitトレードは完全自動化に近づきます。
忙しい人でも24時間市場に張り付かず、冷静なトレードが可能になります。

「ルールを設定し、後は待つだけ」——
それがプロトレーダーがOCOや逆指値を使う理由です。
あなたも今日から、感情ではなくロジックでトレードする世界へ一歩踏み出しましょう。